かさ上げ台横置き仕様

かさ上げ台横置き仕様

昨日、あるマンション物件へのマルチメゾンの設置にお伺いしました。

洗濯機スペースには、H社の大型ドラム式タイプが鎮座していましたが、ボディが壁に当り防水パン上に洗濯機の脚が納まっていない状態でした。

右のスペースの床面には、量販店の設置業者が据えたブロックが置かれ、パンからはみ出した脚が載せられていました。

お客様のご要望は、「左にある“糸くずボックス”が用を成していないの外したい」「ホースの取り回しが長く排水が上手くいかないので何とかならないか?」というものでした。

マンションデベ→ゼネコンの流れで弊社が相談を受けたのですが、マルチメゾンの「横置き」対応で対処できるケースであったため今回の設置となった次第です。

一般的にマンションなどでは洗濯機スペースは狭く、幅(開口部)が70センチあれば御の字という状況のため、大型の洗濯機が設置出来ないという事例は多々あります。

また、70センチ以上の間口があっても、今回のように防水パン(64センチ角)が片方の壁に付いた設計の場合は、洗濯機本体が壁に当ってしまいパンからはみ出した仕様にならざるを得ないことになります。

ただし、こちらのお部屋の場合、右壁にタテ配管の点検口が付与されており、パンを左にオフセットさせたものの様です。

他のお部屋を見せて貰いましたが、パンは開口部の中央に設置されていましたので。

お客様の立会いの元、マルチメゾンをパン上に「90度横置き」で設置し、スッキリと仕上げることが出来ました。

排水ホースも短く調整してマルチメゾン内に収めました。

本来マルチメゾンのサイド(左側)が手前にきますので、開口部はオプションのサイドカバーをセットして出来上がりです。

そのカバーを外せば排水口(トラップ)も丸見えですので、普段のパンのお掃除や、業者さんによる管洗浄も問題なく対応出来ます。

過去にもこのような設置事例は多数あります。

マンションのように限られたスペースを有効的に使用するためには、様々な制約をクリアしなければなりません。
また、家電など個人様のお好みで個々に選択される生活様式まで全てをフォローすることは不可能です。

マルチメゾンで、少しでも皆様の生活環境向上のお手伝いが出来ることを願っています。

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