クラブワールドカップ
サッカーは点取りゲームではありますが、
システマチックな固い守りが機能すれば、
ファンタジスタの集団でさえ1点が遠いものなのですね。
単発召集の国別編成チームでのワールドカップとは違い、日頃から慣れ親しんだクラブチーム同士の戦いは、プレーの質が全く異なって見えますね。
押しに押したバルセロナの攻撃には、圧倒されるものがありましたが、守りに守ったエストゥディアンテスにも強烈な執念が伺えました。
勝ち点サッカーでは、引き分け狙いも当然の戦術として在るのでしょうが、「決勝」では勝つサッカー、点を取るサッカーが求められるのでしょうねぇ。
こういう試合を見せられると、日本代表(もちろんワールドカップでの)には出来ないサッカーだなぁと、しみじみと思ってしまいました。
テクニックやモチベーション、決定力は当たり前(勝つために!)として、最後まで走り続ける「体力」なくして勝利は巡って来ないことを再認識しましたよ。
ところで、双方のチームの歴史や様々なエピソードは、より一層試合を盛り上げるシュチエーションを彩ってくれます。
個人的に贔屓が無かった私には、どちらもクラブとして素晴らしいサッカーを繰り広げた試合に本当に感動しましたが、ひとつ違和感を覚えたのは、中継アナがバルサ寄りの実況だったように感じたことです。
色んな意味で残念です。